事業承継を機会として新たな事業展開へ「グルメバーガーショップ」オープン
今月は、市原商工会議所主催の創業スクールを卒業してグルメバーガーショップ「Firstly」をオープンした濱田広貴さんに、現状や産業支援センターの活用についてお聞きした内容を紹介します。
聞き手 産業支援センターコーディネーター 中小企業診断士 中村 俊雄)
中村氏:まず、自己紹介を兼ねてFirstlyオープンまでの経緯をお話しください。
濵田氏:はじめまして。Firstly オーナーの濵田広貴です。市原市五井東でグルメバーガーショップを経営しております。今回、事業再構築補助金の採択をいただき先代から受け継いだ『Cafe CARIOCA』を外観、内装を一新、本年三月「Firstly Bugers&Sandwiches」をオープンしました。
中村氏:ところでなぜ市原で、本格的グルメバーガーのお店をオープンしようと思ったのですか。
濵田氏:東京、恵比寿に店を構えるBUGER MANIAで修行を重ね、一から手作りのハンバーガーの味に魅了され、いつしか地元千葉市原でも本格的なバーガーショップを開きたいと思うようになりました。東京で一緒に働いていたBUGER MANIAのオーナーもオープンに向けて空間の演出やレシピの制作にも力を貸していただいたので、思いと機会が重なりオープンの決意をしました。
聞き手:事業再構築補助金の応募申請はどうでしたか。また応募申請を通してどのようなメリットや学びがありましたか。
濵田氏:正直、知識の無い自分にとって採択を受けることは夢のまた夢でした。事業計画の作成、応募申請など難しい所が多々ありましたが、一つ一つ書類等を準備していく中で憧れや夢だけでは難しく、しっかり先を見定めて経営をしていかなければならないという決意や強い意思が芽生えました。
中村氏:濱田さんにとって産業支援センターはどのような存在でしたか。また濵田さんは産業支援センターをどのように活用しましたか。
中村氏:濱田さんにとって産業支援センターはどのような存在でしたか。また濵田さんは産業支援センターをどのように活用しましたか。
濵田氏:産業支援センターでは中小企業診断士の先生をはじめセンターの皆さんにも色々な支援をしていただいたので、自分一人でなく、チームでチャレンジしている雰囲気でとても勇気づけられました。小さな悩みでも相談すると、その分野のスペシャリストの先生達が豊富な知識を教えていただき、自分の夢を最短ルートで実現できたと思います。
中村氏:今後の事業の展望を教えてください。
濵田氏:この度リニューアルしたお店の基盤をしっかり築いた後に、他の地域での展開やフードトラックなど、本気で作るハンバーガーの美味しさを色々な人に知ってもらえる様な事業をしていきたいと思っています。
聞き手:今後、産業支援センターにどのようなことを望みますか
濵田氏:もっともっと自分のビジネスを身近に展開できるんだと感じれる存在になって欲しいと思います。夢や目標があるけど、どうやって動いていったらいいのか分からないと感じる若い人がたくさん自分の周りにいます。その人達が気軽にいつでも相談に行ける雰囲気づくりなどお願いしたいです。
中村氏:是非、産業支援センターを今後も活用してください。
ありがとうございました。