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はばたけ 創業スクール卒業生 村井智沙さん

市原商工会議所が主催する創業スクールを卒業して市原市五井中央東に民間学童保育事業・みなとキッズスクールを開校した村井智沙さんに、現状や産業支援センターの活用についてお聞きした内容を紹介します。

(聞き手)

まず、自己紹介を兼ねてどのような事がきっかけで、今のお仕事をはじめたいと考えましたか。

(村井さん)

私がこの事業を立ち上げるきっかけとなったのは、子育て環境を調べた時、習い事や学習指導を学童内で完結できるワンストップ型の民間学童が市原市には未だないと知ったことです。共働きが全世帯の68%を占める今、その世帯の子どもたちの多くは小学校に進学すると、放課後を学童保育で過ごします。保育園より早いお迎え時間やお弁当作りの負担、土日に習い事が集中することによる家族時間の減少といった課題に直面する家庭も多いのが現状です。みなとキッズスクールは、そんな共働き世帯のニーズに寄り添う民間学童アフタースクールを目指しています。

子どもたちを預かる学童保育は大前提として「終わらないこと」が重要です。しかし、公設の学童と異なり放課後児童クラブとしての補助金を受けられない民間学童にとって、安定した経営を行う基盤づくりは大きな課題となります。

(聞き手)安定した経営基盤を築くには、計画と実行また市場の捉え方など様々な考えることがありますね

(村井さん)

私は、スタートアップの際の補助金を受けられないかと考え、市原市の「中小企業等未来開拓サポート事業補助金」の説明会に参加しました。その後、更なる学びを求めて「いちはら創業スクール」に参加しました。創業スクールでは、市原市産業支援センターのコーディネーターの先生が講師をされているので、修了後も産業支援センターに通い、先生に伴走いただきながら、マーケット分析や他の学童保育施設との差別化など、計画のブラッシュアップを行いました。

この施設は、中小企業診断士をはじめ様々な専門家の先生がいらっしゃるので、煮詰まった時に気軽に相談に乗ってくださいます。私のような創業者に「第三者の目」を与えてくれる大変貴重な場所です。市原市を見渡せる眺望も気持ちが良く、市原市に根付いた事業を行っている人・始めたい人にとって、とても励みになるでしょう。

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みなとキッズスクールは、2023年3月五井駅東口に開校した民間学童アフタースクールです。小学生を対象に、主に放課後(1)英語教室・プログラミング教室・STEAM教室の習い事、(2)国語・算数など個々の習熟度に合わせた教科指導、(3)遠足などのアクティビティといった主軸の学習プログラムに加え、小学校からの送迎・給食の提供・最長20時までの預かりなどの保育サービスを提供しています。これからも、子どもたちの笑顔と学び溢れる場所・関わる方々が幸せを感じられる場所を目指して尽力してまいります。

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(聞き手)

村井様、本日はありがとうございました。今後のご活躍を期待しております。

(企業概要)

みなとキッズスクール

習い事×学習指導×アクティビティの民間学童

みなとキッズスクールホームページ(minatokids.com)

千葉県市原市五井中央東2-17-2

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