(創業のきっかけ)
三村さん自身が教員として教育業に携わる中で、不登校児童・生徒やその保護者支援の不十分さを感じていました。また、ご自身も2人の子供がおり、一人は医療的ケアが必要で日々のケアに追われるなか、もう1人の子供が学校に行くことを渋るようになりました。それらの自身の家庭環境や教員時代から抱いていた気持ちから、教育が十分に受けられていない子に向けた支援とともに親御さんの負担を減らすために何かできないかという想いを契機に全日制フリースクールの創業を志しました。
(フリースクールオリコスとは)
不登校の児童は、親御さんと離れることに不安を抱くことが少なくありません。 また、親御さん自身も悩みを一人で抱え込んでしまうこともあります。 オリコスでは子供を見守りながら安心して働ける環境、親御さん同士の交流を通じて、悩みの共有や解決の糸口を見つけることが出来るような居場所を作りたいと考えています。
市原市産業支援センターの活用
最初は創業に向けて、利用者の層をどう考えていくべきか?という相談で利用しました。それと同じタイミングで、創業に向けて色々な知識を身に着けるために「いちはら創業スクール」にも申し込みました。創業スクールではマーケティングや収支計画など、起業するうえで必要な知識を学ぶとともに、同じく創業を志す仲間もできました。フリースクール開設後にも、児童向けのイベントなどで協力をしてもらうことがあります。
スクールを受講しながら「市原市未来開拓サポート事業補助金」の申請も検討しましたが、物件の目途がその段階ではついていなかったことから、その際は申請を見送りました。
代表 三村晋也
教員として10年以上勤務。
小・中・特別支援学校免許所持。
自身の子どもが医療的ケアと重度の心身障がいがあり、日々のケアに追われる中、もう1人の子どもが学校を行き渋るように。
家庭状況と教員時代から疑問を抱いていた不登校の子どもへの支援をしたい想いから、フリースクールの立ち上げを決意。
両親共に働けない日々を過ごした経験から、「働けるフリースクール」
フリースクールオリコスを立ち上げる。