放課後等デイサービス「Kids Links」を運営しています
一般社団法人Links Plusを立ち上げたのが2017年11月、その後2018年4月に、放課後等デイサービスKids Linksを開所いたしました。この仕事を始めたきっかけは自分の子どもが発達障がいを抱えていて、こういった施設にお世話になっていたことでした。実際に利用している中で、「もう少しこういったことがあるといいのに……」といったことも感じていて、利用者側の立場で子どもはもちろん、親御さんのケアできるような施設にしたいと考えています。現在の登録児童は10名弱なのですが、市原市内の小学校1年生から高校3年生までの障がい児と呼ばれる子どもたちが850名ほど。けれど。放課後等デイサービスのようなケア施設は全部で18しかありませんでした。圧倒的に施設が足りないという状況もあり、自分でやってみたいと決断しました。
現在は、それぞれの子どもたちが自由に過ごせる場所としての機能と、少しでも集団に慣れてもらえるように運営しています。ゆくゆくは企業との連携を構築し、障がいを持つ子どもたちの就労支援を行いたいと考えています。
産業支援センターは、地域に密着している相談できる場所
産業支援センターに相談にうかがったのは2017年11月、独立して間もなくのころです。いろいろな創業相談を検討したのですが、私の事業が地域の中で行うものなので、地域に密着している相談場所という視点で選びました。最初は何も分かりませんでしたから、センター長の藤田さんやコーディネーターの中村さんと一緒に創業計画を作成していきました。結果的に、運営資金と設備資金などの融資を、日本政策金融公庫から引き出すことができ、施設を開所することができました。産業支援センターは、とても話しやすい雰囲気ですし、レスポンスも早い。私のような素人の質問にも、しっかりと調べて回答してくれましたし、とても役に立ちました。これからも、資金面だけではなく、運営などについても相談しながら進めていきたいと考えています。
市原の企業とつながりながら、障がい児の就労支援を目指します
今後の展望としては、まず市原市内の企業とつながりを作り、認識と理解を得ることによって、障がい児の就労支援ができるよう基盤をしっかりと整備していくことが大切だと考えています。その上で、同業との連携や、異業種との連携を強くしていくことで少しずつ輪を広げていけるといいですね。
障がいを持つ子どもの支援事業は、拡げていきたいのですが、間違った認識や間違った理解が増えていくのが怖い部分もあります。だからこそ慎重に、私と同じような考えや認識を持つ方とつながっていきたいと考えています。
そして、このスキームが日本国内で認知されたら、いつか韓国に進出したいですね。それが今の私の野望です。欧米で認知された内容がアジアに入ってくるのが現実で、アジアの中で日本がその窓口になっています。つまり、韓国や中国といった国全体の認知はそれほど上がっていません。だからこそ、ビジネスチャンスがあるのではないかと感じています。
最後に、矛盾しているかもしれませんが、子どもたちにとって、こういった施設にくることなく落ち着いた生活ができることが一番です。けれど、こういう施設が必要だという現実も確かにあります。だからこそ、気になることがあれば気軽に足を運んでいただき、話を聞かせてもらえれば、と思います。
会社概要
【基本データ】
会社名:一般社団法人 Links Plus
施設名:Kids Links
住所:千葉県市原市市原243-5
TEL:0436-67-1533
HP:https://kids-links.com/
Mail:hideki-takeichi@links-plus.jp